vol.4

 大統領選挙中、ロシアの情報機関がヒラリー・クリントン氏を支援する米民主党のメールをハッキングして告発サイト「ウィキリークス」で暴露させ、民主党の評判を落とすことでトランプ氏を大統領に押し上げる支援をしていたという。
 また、トランプ氏を応援する偽ニュースのサイトを作り、広告費を稼いでいる者もいる。偽ニュースのウェブサイトや偽情報を流すツイッターの中には、ロシアの情報機関のダミーと考えられるものもあったと。こうなると、ネットの世界で情報操作をすることで、他国の選挙に影響力を持つことが可能になる。
 これを機にドイツではフェイスブックのドイツ版での偽ニュース対策を進めているらしい。
 我々もより一層、偽ニュースに惑わされないように識別眼をもたなければいけない。